2019年10月20日 19:15
日本中が勇気をもらっているラグビー日本代表の快進撃。
2015年にスポーツ史に残る番狂わせと言われた南ア戦。
その南アフリカ代表のスプリングボクスと再び準々決勝で対戦します。
皆さんは『インビクタス/負けざる者たち』という映画をご存じですか?
Amazon Primeでも199円でレンタル出来ます。
監督 クリント・イーストウッド
ネルソン・マンデラ モーガン・フリーマン
フランソワ・ピエール マット・デイモン
1995年、ラグビーワールドカップの南アフリカ代表の物語です。
大統領に就任した南アフリカのネルソン・マンデラ大統領(モーガン・フリーマン)は
アパルトヘイト(人種隔離政策)で黒人と白人がお互いに相手を憎み怖れた時代。
国民の気持ちを1つにまとめるため、自国開催されるラグビー・ワールドカップ
南ア代表チーム、スプリングボクスの優勝を望み、主将フランソワ・ピエール
(マット・デイモン)に未来を語ります。
南アフリカではサッカーが人気で、ラグビーは白人や富裕層のスポーツでした。
国際試合から締め出され、下馬評はどこも南アフリカの敗戦濃厚でした。
この映画は許しの映画です。
マンデラ大統領は、就任後報復を恐れ、荷物をまとめる白人職員にこう話します。
「あなた方が辞める事は自由だ。でも、あなた方の力を新しい国に役立てて欲しい」と。
27年間も「監獄島」の独房に収監されていたマンデラ大統領は
許す事が未来へと繋がると言い続けました(どうして許せるのか…ですよね)
何度も負け続け、誰からも期待されていない中、逆境に立ち向かうこと。
インビクタスはウィリアム・アーネスト・ヘンリーの言葉です。
私を覆う漆黒の夜
鉄格子にひそむ奈落の闇
私はあらゆる神に感謝する
我が魂が征服されぬことを
無惨な状況においてさえ
私はひるみも叫びもしなかった
運命に打ちのめされ
血を流しても
決して屈服はしない
激しい怒りと涙の彼方に
恐ろしい死が浮かび上がる
だが、長きにわたる脅しを受けてなお
私は何ひとつ恐れはしない
門がいかに狭かろうと
いかなる罰に苦しめられようと
私が我が運命の支配者
私が我が魂の指揮官なのだ
あきらめない限り
倒れても起き上がり
前に進む限り
六等星は屈する事はありません。
南アフリカ戦の前に、皆さんも是非、この映画をご覧ください。
きっと両チーム応援したくなりますよ。
Sixth Magnitude Star
0コメント