2019年11月23日・24日
SCM2019が開催され、参加した六等星メンバー全員無事帰宅しました。
展示する機会を下さった運営の皆様
作品を見て下さった来場者の皆様
お声掛け下さった皆様
本当にありがとうございました。2019年の六等星としての展示会が終わりました。
これからもよろしくお願いいたします。
長くなるので、以下はお時間のある方だけで(笑)
「展示会ブーム」という言葉を聞くようになりました。
SNSなどを通じ、展示会がより開かれたものになり、私たちよりずっと若いモデラーの皆様がサークルを結成し、今までの展示会では見れなかった個性豊かな作品群を見る事が出来るようになりました。
模型は自由です。ただ自由と放埓は違います。
「自由」とは決められたルールの中で、最大限のポテンシャルを発揮出来るように創意工夫することを指していると思います。
サークルに所属していても、制作はひとりだけの孤独な作業です。家族や恋人の理解やバックアップあっての活動だと思うのです。
『素晴らしき哉、人生!』という往年の名作映画を知っていますか?
クラレンスはこう記します。
「友達がいる人に間違いはない」
SNSやサークルを通じ、模型人生を共有したいと思える人が見つかるかもしれません。
ただ共感は感じるのではなく、行動を伴います。苦楽を共にするのです。
「何でこんな田舎の展示会に来てくれるんだろうね?」
運営のVS09小隊のおかさんが昨日、活気に満ちた会場を見渡しながら少し目頭を熱くされながらこう言いました。
その答えは、運営の皆様や参加された皆様全員で作り上げた「SCM展示会」という大きな作品の成果だと思うのです。
懇親会のすき焼き、あれ居酒屋さんでは珍しくないですか?
牛肉は静岡産の地のものだったり、お刺身なども出来るだけ土地のものをと工夫されているのです。
おかさんも運営の方もあえて言わないのですが。
私たちはすべての人に借りがあります。
模型倶楽部六等星の展示会は、ここSCM2017からスタートしました。
3年目の今年も1年間の総決算として、SCMに参加させて頂きました。
SCM2020も貴重なスペースをお借りすることが出来れば、作品を通じ、皆さまへの借り、言い換えれば「恩返し」が出来ればと思っています。
展示会は作品は勿論、「人との繋がり」です。
同族意識という言葉があります。趣味や仕事でそう感じる事も多いでしょう。
でも、本能的に人間は“私たち”と“彼ら”にわけたがります。
みんなが“私たち”だと思うためには、繋がることで、互いを認め合っていくのだと思います。
自分だけの自由では、いつまでも「彼ら」のままになってしまいます。
今はお互いの目を見るよりも、デバイスを見つめる時間が長くなってしまっています。
僕も極度の揚げもの・コミュニケーション障害ですが、人間の目をちゃんと見るよう、作品を見るように、すごいと一言言葉にするよう出来るだけ心がけています。
そうです、そのちょっとした気まずさが人間性なのです(笑)
大抵の変わり者が六等星にも揃っています。
その点だけは一等星だと思います(笑) でもそれは僕たちの個性なのです。
互いの個性を認めることで、雑多な六等星の卓が「1つのまとまり」を作ります。
これはメンバーのみならず、皆様のお力あっての事です。
メンバーは関西では高石、関東では横浜合同など別の屋号で活動するかと思います。
模型倶楽部六等星としては、静岡ホビーショー2020になるかと思います。
またさわやかやおでん、うなぎやラーメンを食べにきます。
その時まで、ふさわしい作品を制作出来るよう、みんなで頑張っていきます。
貴重なスペースと素晴らしい展示会をありがとうございました。
Sixth Magnitude Star
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